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大会結果:

軽量級
優勝 鈴木雄三
2位 松岡朋彦
3位 小沼隆一
4位
藤田 雄也

中量級
優勝
三田 裕太
2位 椙村 祐亮
3位 四反田 将
4位 山本 雅樹

軽重量級
優勝
別府 良建
2位 住谷 統
3位 安島 喬平
4位 村岡 賢和

重量級
優勝
徳田 忠邦
2位
沢田 秀男
3位 佐野 忠輝
4位 鎌田 翔平

安田師範代の観戦記
黒山師範代の観戦記
小林師範代の観戦記
小池師範代の観戦記

 

 

2009年度イベント情報

26回全日本ウェイト制選手権大会 | 6月6・7日|大阪府立体育館

永井伸明師範代によるウェイト制観戦記

毎年この企画に協力していただいている永井師範代には各階級において印象に残った試合を振り返っていただきました。また最後の段落では、大会をより大きな成功に導く為には選手、道場生そして運営 サイドの三位一体による漸進的な切磋の必要性が説かれています。

注)掲載されている観戦記はあくまで個人の視点から綴られたものです。中村道場全体の意見ではありません。


   中村道場の躍進

今回の大会は、兵庫・大阪南支部の活躍が素晴らしかった。かつての西山芳隆(現大阪西支部長)、橋爪秀彦(現北大阪支部長)、梶原隆広(現三重支部長)の3階級制覇も目の前で見ていたが、それ以来の優秀な結果。アラサー(30歳オーバー)が意地をみせてくれた大会であった。

重量級徳田忠邦選手初優勝おめでとう!注目選手であるだけに、期待と批判を交互に受けながらの今回の結果に、重圧から解放されたのと“見たか”という気持ちが試合後の彼の雄叫びにつながったように思えた。是非、8月の世界ウエイト制大会には、出場して外国人を撃破してもらいたいものだ。 

 軽重量級住谷 統選手準優勝おめでとう!悪夢の怪我から2年半で復活。彼が、試合に出るというだけで、周囲の選手も大会すら盛り上がる。かつての世界大会出場の際にも、“チームのムードメーカー”であり“日本選手団の牽引役”をつとめたと聞く。

 また、空手を初めて見た人でも住谷選手の組手はおもしろいと言わしめる。私の周囲にも住谷のファンは多い。常に全力で突く、蹴る、向かって行く闘志を出す。そんな所が魅力なのだろう。 

 そして、軽量級松岡朋彦選手準優勝、並びに世界ウエイト制大会選抜決定おめでとう!

 彼の苦労は、周知の通り。何度もあと一歩。いや、あと一本の旗が上がれば・・・というところまできて、世界大会の選考漏れ。普通人なら、あきらめて、しんどい稽古はせずに引退するでしょう。しかし、そこが、非凡な選手。なにがあろうと“進化”し続けるために、ほとんど全てを空手に捧げる。ポーカーフェイスの彼の内面には、恐ろしいほどの闘志と忍耐、知力が潜んでいると見る。あえていうなら、8月の世界戦では蹴りの精度とパワーに磨きをかけて外国人選手に一撃を加えてくれることを望む。 

中村昌永選手も良く頑張った。中村誠師範のJr.であるだけで、有名選手以上に注目されたかもしれない。そんな重圧を背負いながらの・・・初出場でしかも、世界大会選抜戦であるため、過去のウエイト制入賞者10数名がエントリーした中での軽量級ベスト8。たいした若者である。彼には、記憶に残る面白い試合が出来る素質がある。更なる努力をして、父同様、外国人を打ち負かせる選手になってもらいたいものだ。今後を期待。 

岡洋介選手には、正直驚いた。長引く怪我もあり、大丈夫かと心配していたが、スタミナと執念で中量級ベスト16。今までの鬱憤を晴らすかのように、突きまくり、蹴りまくった。この大会で得た自信は大きい。これを機に頑張って欲しい 

   他支部の若手と山本選手

その他、印象に残った選手及び試合。

藤田雄也選手鈴木雄三選手戦 今大会ベストバウトだと私は思った。最終的には、鈴木に旗が上がったが、両者とも魂のこもった『どつきあい』の場面では場内が騒然とした。忘れかけていた極真カラテの真髄を見せた試合であった。感動した。まさに、全選手が見習うべき試合であったのではないか。 

三田裕太選手は若手ながら、落ち着いた組手。スタミナあり、気持ちが強い。彼も気持ちのいい試合をする。判定でどちらかな?という心配をさせない選手という印象を受けた。更なる精進を積んで、極真を引っ張っていって欲しい。

同じく若手の安島喬平選手の突きのラッシュとスタミナは元気があって良い。今後も注目したい選手。

更に、小林大起小沼隆一稲岡佑樹竹岡拓哉らの若手選手の成長に期待。また、山本雅樹選手は、39歳ながら、素晴らしい結果であったと思う。年齢差20歳くらいは、稽古を継続する人間には関係ないことを実証してくれた。お疲れ様でした。 

  大会をより盛り上げる為に

以上、簡潔に私の今大会の感想を書かせていただきましたが、別の角度から、大会を実行する側から見ると、大会観戦者をもっと増やしたい。と、単刀直入に思います。

そのために、四苦八苦はしているものの限られた予算やスタッフの中で、大変な思いをしています。この場を借りて選手の皆さんには、感動を与える試合、記憶に残る試合を目指して欲しい。口コミで、『面白い大会だから来年一緒に見に行こうよ。』と言わしめる試合内容を期待したい。また、少年部初め道場生の皆さんや保護者は、頑張っている先生方の姿を一目見に来て応援して欲しい。それこそ、関西圏の道場生が今の二倍集まれば、選手ももっとはりきるし、会場も盛り上がる。そして、観戦の道場生にも良い刺激になる。 

来年は是非とも、ご協力お願いします!そのために、私達、運営委員会も大会専用ホームページの作成やラジオ放送など内容の充実を図るために日々、努力しています。

 宜しくお願いします!


永井伸明
川西道場所属|師範代・分支部長
創設から20年以上の歴史を持つ関西学院大学極真空手同好会の創設者及び初代主将である。1992年、仕事の都合により奈良支部に移籍し秦支部長の指導を仰ぐ。ほどなく兵庫支部に復帰し2003年、中村師範より分支部長の認可を受け川西道場の指導運営を担当する。その指導方法は精神性を機軸とした武道教育を徹底的に道場生に施す。近年その成果が実り始め大会での多数の入賞者輩出に結びついている。

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