2010年度イベント情報
■第
42回全日本空手道選手権大会|11月21・22日|東京体育館
史上初の外国人・全日本王者誕生!中村昌永4回戦進出、敢闘賞受賞!
永井師範代による観戦記はこちら
第42回全日本空手道選手権大会が11月21,22日の両日に渡って開催されました。来年に迫った第10回世界大会への出場権が懸かった今大会には日本のみならず海外からも強豪が多数参戦。128名の侍たちが白熱した戦いを展開しました。二回戦までが行われた初日では関西勢の躍進が目立ちました。優勝候補の一角である赤石誠選手(総本部)に秋月祐哉選手(大阪なみはや支部)が判定勝ちを収める金星を筆頭に、中村道場所属の中村昌永選手は、世界大会ベスト16の実績を持つヌルマガメド・マメドフ選手を撃破。松岡朋彦選手も全く危なげない試合運びで2日目に駒を進めました。
ベスト32が出揃った2日目。7名の強豪外国人を日本人選手がどこで食い止めるかが焦点となり、会場は徐々に盛り上がりを見せ始めました。三回戦、秋月選手は稲岡祐樹選手(城西世田谷東支部)に苦戦するものの判定勝ちを奪取。上り調子の中村選手は、ウェイト制中量級王者である高橋佑汰選手(東京城北支部)と延長2回を戦い辛勝を収めました。期待された松岡選手は優勝候補筆頭である田中健太郎選手(川崎中原支部)に判定負けを喫し戦線離脱を余儀なくされてしまいます。
「世界」が懸かった四回戦。秋月選手は東京城西支部の鎌田翔平選手に判定負け。中村選手も正道会館のベテラン沢田秀男選手の軍門に下りました。惜敗を許した両者ですが、その試合内容はどれも素晴らしく、若手ながら4回戦進出という結果は快挙といっても過言ではありません。事実、中村選手は試合内容が評価され敢闘賞を受賞しています。両者共に関西を代表する選手として確実に成長していることを示してくれました。松岡選手と共に来年の全日本ウェイト制で日本代表の座を射止める姿を関西極真の関係者、ファンは臨んでいます。
大会はロシアのタリエル・ニコラシビリ選手が弱冠19歳という若さで優勝を成し遂げました。40年を超える長きに渡って守り続けた「全日本チャンピオン」の称号はここに海外に流出したのです。来年11月4日に開催される世界大会にはタリエル選手を含むロシア勢、そして大会2連覇を狙う現世界王者テイシェイラ選手を擁するブラジル。全日本大会を外国人に獲られた日本勢に残された時間は一年。空手発祥地としての尊厳を胸に選手、コーチ陣が一体となって稽古に臨む一年です。
大会内容を詳細に網羅した永井師範代
の観戦記です。世界大会への道のりが火蓋を切った今、中村道場そして関西極真の動きが注目されるところです。まずは来年6月に開催されるウェイト制の山越えを果たさねばなりません。
大会結果(総本部ホームページより転載)
優勝 タリエル・ニコラシビリ(ロシア)
準優勝 森善十朗(東京城西支部)
3位 田中健太郎(川崎中原支部)
4位 沢田秀男(正道会館)
5位 荒田昇毅(千葉県南支部)
6位 小林大起(東京城西支部)
7位 レチ・クルバノフ会館ロシア)
8位 鎌田翔平(東京城西支部)
敢闘賞 中村昌永(兵庫・大阪南支部)
技能賞 森善十朗(東京城西支部)
新人賞 高橋佑汰(東京城北支部)
試割賞 タリエル・ニコラシビリ(ロシア・22枚)
荒木 聡(本部直轄浅草道場・22枚)