■ 交拳知愛
2008年3月1日 ブラジルパワー
複数の格闘技ウェブサイトによると、K−1を主催するFEGが極真会館ブラジル支部所属のエヴェルトン・テイシェイラ選手の同イベントへの参戦を発表しました。極真門下生にとっては様々な意味で胸が高鳴る瞬間です。
極真がK−1に参戦する歴史は97年に始まりました。その年、ブラジル支部のフランシスコ・フィリォ選手が初参戦。現役極真トップクラスが挑戦するとあって、格闘技界での反響は凄いものでした。フィリォ選手はK−1での試合をいくつかこなした後、99年に極真の試合に帰還。第7回世界大会で見事に優勝を飾ります。
先輩であるフィリォ選手の後を追うようにグラウベ・フェイトーザ選手が98年にK−1参戦を果たします。当初はなかなか勝ち星に恵まれませんでしたが、10年というキャリアを積んだ現在、グラウベ選手はK−1のトップ選手に成長しています。
そして今回のテイシェイラ選手。現役極真無差別世界チャンピオンのK−1参戦はこれが初となります。対戦相手は経験豊富な藤本祐介選手。舞台は4月13日の横浜アリーナに設定されています。圧倒的な強さで世界大会を制したテイシェイラ選手の拳には世界中の極真門下生からの期待がかかります。
格闘技の大会というのは、出場選手に対する観客の反応の度合いでイベントとしての盛り上がりが左右されます。極真の道場生がK−1で戦う極真選手を応援するのは当たり前ですが、特にブラジル所属の選手に対しては単なる応援を超えた感情移入を感じるのは筆者だけではないはずです。これは彼らがK−1の試合に出場した後も極真の大会に戻ってくるからではないでしょうか。未確認情報ですが、テイシェイラ選手もK−1で3年間戦った後に2011年の第10回世界大会で2連覇を達成することを目標に据えている可能性が高いと考えられます。
K−1と極真はルール上、全く違う格闘技です。一度、K−1の舞台に立ったなら、将来的にもそこに専念することが普通に考えても合理的です。しかしブラジルの選手は極真の大会に帰ってきます。そこには彼らの極真への揺ぎ無い愛着が感じられます。それ故、私達極真門下生が必要以上に感情移入してしまうのでしょう。
なにはともあれ4月13日という日をカレンダーにマークし、当日はテイシェイラ選手の応援に手に汗握ることになりそうです。■
注)中村道場という一団体に掲載されるコラムであるため私的な題材や意見は極力避け、一般的な内容に的を広げてあります。しかし文章作成上、全ての主観を取り除くことは不可能であることもご理解下さい。上記の文章内で不快な気分を持たれた方は、このコラム蘭はあくまでHP係りが提供しているものであり中村道場全体の意見を代表しているものではない、ということをご理解ください。
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